日本に寄港した船舶(呼称:日本寄港船舶)を、船種別に航海数及び船舶数に分けて集計し、表2.3-3及び図2.3-2に示す。
これをみると、船種別で最も多いのは貨物船であり、航海数で全体の約84%、船舶数で80%を占めている。次いで多いのがタンカーで、航海数で全体の約12%、船舶数で全体の約14%を占めている。
船種構成はおおむね日本周辺海域を航行する全船舶と同様であるが、タンカーの占める割合が約1%程度少ない。
また、全体的には平均で1隻の船が16回程度の航海であり、日本周辺海域航行船舶より2.3航海少ない。旅客船では船舶数に比較して航海数が多く、平均で約27回航海している。