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第3部 CY大型トップリフト安全運転作業心得

 

1. 始業点検

(1) 運転指名札を所定の場所に明示する

(2) 車輪の歯止めを取外す

(3) エンジンオイル・燃料・冷却水量・タイヤ空気圧等の点検確認

(4) エンジン各部からの異常音はないか確認

(5) 各スイッチ、メーター表示ランプの点検、作業状態確認

(6) スプレッダーの伸縮、作業状態の確認

(7) ツイストロックの作業状態確認

(8) スプレッダーの上下、サイドシフト・アングルシフト・マスト傾斜等の作業状態確認

(9) フットブレーキ・サイドブレーキ・バックブザー等の点検確認

 

2. 運転操作

(1) 安全で適正な速度で走行する

(2) 走行する時はスプレッダーを20'にし定位置まで下げて走行する

(3) 急カーブする時、見透しの悪い曲がり角等に於いては、一旦停止し周囲の安全を確認し徐行する

(4) 作業は指示されたコンテナ番号、置場所を確認の上、確実に行う

(5) コンテナ番号違い、ダメージコンテナ等発見した時はセンターへ連絡する

(6) トレーラーからコンテナを卸す時は静かに地切りを行い、ロックが外れていることを確認

(7) スプレッダーの脱着は、アンロックを表示ランプ等で確認してから確実に行う

(8) ツイストロックのロック、アンロック操作は、着床を表示ランプ等で確認して行う

(9) コンテナ修理場の入替作業、その他特殊作業は、指示者の合図に従って確実に行う

(10) トップリフトそれぞれの性能、特性を充分に把握し、最大荷重が異なる機器には、充分注意する

(11) 運転席を離れる時は、スプレッダーを最下部まで卸し、エンジンを止め、ブレーキを掛けてキーをはずす事。

(12) トップリフトにより支持されているコンテナの下に、人を立ち入らせないまた、コンテナの上に人をのせてはならない

 

3. 終業点検

(1) スプレッダーは最下部まで卸す事

(2) 各スイッチ、メーター表示ランプの確認、

(3) 各スイッチ“OFF”操作、確認

(4) 運転室内の整理整頓

(5) 車輪に歯止めを施す

 

 

 

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