3.2.2 コンテナ船の船型の変遷 1960年代後半にフルコンテナ船が登場して以来、コンテナ船の大型化は1984年にはパナマ運河を通航できる最大船型が出現し、1980年代には大型化は急速に進んだ。 1988年にはパナマ運河の通航を考慮しないポストパナマックス船が登場し、今日では約6,000TEU積載能力を有するコンテナ船が就航するに至っている。 今後も大型化は予測され12,000TEU型コンテナ船が計画されている状況である。 コンテナ船の船型の変遷を表3.8に示す。
3.2.2 コンテナ船の船型の変遷
1960年代後半にフルコンテナ船が登場して以来、コンテナ船の大型化は1984年にはパナマ運河を通航できる最大船型が出現し、1980年代には大型化は急速に進んだ。
1988年にはパナマ運河の通航を考慮しないポストパナマックス船が登場し、今日では約6,000TEU積載能力を有するコンテナ船が就航するに至っている。
今後も大型化は予測され12,000TEU型コンテナ船が計画されている状況である。
コンテナ船の船型の変遷を表3.8に示す。
表3.8 コンテナ船の船型の変還
(出典:日本港湾協会 港湾) 3.2.3 コンテナ荷役形態 コンテナ船は、船内に荷役設備をもたず、積揚荷役は総じてコンテナターミナル設備の専用クレーンを使用している。近年においては危険物個品運送がコンテナ化され、また、コンテナ船の船型大型化に伴い一隻当りの積載量が増大し、このため現行の危険物荷役許可基準によっては、対応できない可能性が生じてきている。
(出典:日本港湾協会 港湾)
3.2.3 コンテナ荷役形態
コンテナ船は、船内に荷役設備をもたず、積揚荷役は総じてコンテナターミナル設備の専用クレーンを使用している。近年においては危険物個品運送がコンテナ化され、また、コンテナ船の船型大型化に伴い一隻当りの積載量が増大し、このため現行の危険物荷役許可基準によっては、対応できない可能性が生じてきている。
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