△ この質問は、主として一人のみで航海する人が、どの位あるか知りたいということで用意した質問である。
◎ それであれば、遊漁船については、乗客を含まない旨の注意書きが必要であろう。
○ 一人乗り船の割合を調べることが主目的であれば、回答は、1人、2人、3人以上程度の区分でも十分ではないか。
○ 参考資料の中に携帯電話の説明が入っていないが、これを入れる必要がある。
□ それぞれご指摘のとおり修正する。
△ 先程の問15(3)において、携帯電話に求める新たな機能の質問であるが、ユーザーの一方的な要望を突き付けられる形になるのは、関係官庁の立場では非常に苦しいところであり、やはり質問の仕方を検討して欲しい。
◎ これについて、(3)として項目を設けるのではなく、(1)の一部として「携帯電話にあれば便利だと思う機能があれば記入下さい」程度の質問とすればどうか。
□ そのように修正する。
○ 問14において、「…現在、殆どの小型船舶には、イパーブを搭載する義務はありませんが、…」という部分があるが、今回の調査対象は、イパーブの搭載義務のない小型船舶としているのであるから、この一文は必要ないのでは。
□ ご指摘のとおりと考えるので、削除する。
◎ この問には冒頭に「イパーブを搭載していない方に伺います。」といった一文が必要と考える。
□ ご指摘のとおり修正する。
○ 問16の(2)に「海中転落した場合、自動的に遭難信号を発信するような機器」とあるが、実際にそういった機器が存在するのか。
△ 米国において似たようなものが実用化されている。航空機のパイロット等が着水した場合に、狭い範囲に限られるが、121.5MHzの遭難信号を発射するもので、価格は70数万ということである。
4] アンケート用紙については、指摘のあったところを事務局で修正し、委員長確認の後成案とすることで合意された。また、アンケート用紙の具体的な配布先については、海上保安庁、全漁連、海レ協からの意見を元に事務局が配布先リストを作成し、その他の委員の方々に送付のうえ了解を得て発想することで合意された。
5] 議題2「小型船舶に搭載すべき通信機器の検討」について、事務局が、本議題に当たっては、既存通信システムの問題点の整理、既存のイパーブに変わる機器に開発といったところを、先ず専門の技術者の方々に検討いただきたく、水洋会にこの件依頼したい旨提案したところ次の質疑応答、意見等があった。
○ 本件検討するに当たっては、国際的基準が避けて通れない問題であり、関係官庁として海上保安庁にもその作業班に参加いただきたい。水洋会として、先ず既存の通信システムの問題点といったことを取りまとめて見たいと思う。