10) 在来植生による東浜の回復
自然の砂浜を有する東浜は小中学校の水上運動会が毎年開かれる場所であり、日常的な海水浴の場でもある。現在は集落の外回りの道路が広げられコンクリート護岸の形態となり、そのために海風が集落を直撃するようになり、近年では東集落の道路口には海水・砂よけのステンレス製ゲートが設けられている状況にある。将来的には景観的にどこにでもある画一的なコンクリート護岸から、自然の摂理に則り自然災害に強く景観的にも美しい本来の豊かな海浜植生による東浜を回復していくこととする。当面はコンクリート護岸を覆うようにグンバイヒルガオやハマユウ、ハマボッス、モンパノキ、オオハマボウ、アダン等の海浜植生を適切に増やしていく。