日本財団 図書館


24回目となる熊本博は21世紀最初の開催となり、2002年11月1日(金)から11月18日(月)までの18日間、「お菓子と人が築く、21世紀の夢創造お菓子ルネッサンス」をテーマに行われます。

芸術とも言える工芸菓子や全国の夢のあるお菓子を鑑賞し、昔懐かしい思い出のお菓子横丁や全国津々浦々の銘菓を勘能、お菓子の歴史と文化を学び、お菓子の学校の体験するなど、子どもからお年寄りまで、たくさんの皆さんに楽しんでいただけるイベントにしたいと考えております。

 

◇広域観光への取り組み

最後になりましたが、広域観光に関しては、従来から近隣の県と積極的に取り組んでおります。例えば、長崎県、鹿児島県との「九州西海岸観光協議会」や長崎県、大分県との「九州横断国際観光ルート連絡協議会」、また、北部九州五県等で構成する「九州キャンペーン受入促進協議会」や九州沖縄八県等で構成する「九州地方観光協議会」など、各協議会において、観光ルートの開発や広報宣伝、販売促進など様々な事業を展開しております。

加えて、97年度に熊本、鹿児島、宮崎の南九州三県による「南九州広域観光ルート連絡協議会」を設立し、高速交通網の整備に伴う観光の広域化に対応すべく、広域観光ルートの開発やPR等の事業を実施しております。海外からの誘客をにらんだ場合、広域的な取り組みは、今後、ますます重要になってくると予想されます。このような中、今回、南九州で開催するWAC21は、南九州の魅力を全国へ向けてアピールする絶好の機会であるとともに、これまでの広域連携を再点検し、21世紀に向けてさらなる広域的課題への対応策を考える重要な会議になると認識しております。

熊本の会場では、「ユニバーサルサービスを考える」をテーマに会議を開催します。具体的事例等も交えながらホスピタリティについて、議論を深めていきたいと考えております。

 

008-1.jpg

熊本城

 

008-2.jpg

天草五橋

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION