◇「くまもと冬の旅キャンペーン」の展開

1〜2御紹介させていただきますと、この12月1日から3月31日まで4ヵ月間にわたり大型観光キャンペーン「くまもと冬の旅キャンペーン」(主催：くまもと観光推進協議会)を展開しております。

このキャンペーンでは、客足の鈍る冬場に観光ニーズの高い「温泉」をテーマに様々な企画を準備し、本県を訪れる観光客(宿泊ベース)の約3割を占める福岡県をターゲット地域とし、イベント等を実施しております。県内全域を総花的にPRするのではなく、天草、阿蘇、山鹿・鹿本の3つの地域を重点的にメリハリの利いたキャンペーンを展開しています。

それぞれの地域の主な企画を紹介しますと、天草地域では、昨年12月に大江天主堂など12施設において夜間ライトアップ・イルミネーションの演出でお客様をお迎えし、天草自慢の海の幸を楽しんでいただいております。

阿蘇地域でも、昨年12月にはクリスマス・バルーンフェスティバル、1月にはバルーン係留飛行体験を実施しております。また3月に入ると恒例の「阿蘇の火まつり」が始まり、期間中様々なイベントが毎週のように実施されます。

山鹿・鹿本地方では、1月13日から3月17日までの土曜日の夜、歴史とロマン漂う豊前街道をライトアップで幻想的に彩っております。また同期間の土日祝日には、山鹿灯籠娘に会える「週末のお休み処」を開設し、温かいお茶とお菓子でお客様をもてなしております。

さらに、この3地域では、初めての試みとして協賛温泉旅館、温泉施設での100円入湯キャンペーンを実施し、温泉を気軽に楽しんでもらっているところです。

　

山鹿とうろう踊

垂玉温泉露天風呂と樹氷

　

◇イベント・コンベンションへの取り組み

また、イベント・コンベンションについては、今後、熊本では国際レベル、全国レベルのイベント等が目白押しの状況です。主なものでは、2001年に「全国高校総体」「APEC人材養成会合」が、2002年に「全国技能五輪大会」「全国菓子大博覧会」が熊本で開催されます。

「全国菓子大博覧会」については、90年に亘る歴史と伝統を持ち、お菓子の歴史と文化を後世に伝えるとともに、菓子の品質と製菓技術の向上を図り、関連産業の振興・発展と開催地域の活性化に寄与することを目的に開催されるものであり、ほぼ4年に1度全国各地で開催されています。

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