利用度の高い旅館やホテルでは1回あたりの宿泊数が少なく、利用度の低い知人・親せき宅、車・船中泊、別荘などの1回あたりの宿泊数が長くなっている。

　

14.　有給休暇の利用日数

　

　

宿泊観光旅行に利用した有給休暇の日数は、「1日」が8.4%、「2日」5.5%、「利用していない」は72.5%であった。

　

15.　旅行費用

　

宿泊観光旅行費用総額平均41,420円

　

全宿泊観光旅行の費用総額の平均は41,420円で、5万円未満が6割強を占めている。

このうち、団体以外の宿泊観光旅行(延2,431回)について、宿泊費、交通費、土産代、その他の平均費用をみると、次のようになる。

・宿泊費　15,400円　36.9%

・交通費　10,900円　26.1%

・土産代　6,000円　14.4%

・その他　9,400円　22.5%

(計　41,700円　100.0%)

平均値の合計を100として、それぞれの費目の構成比を出したものが右側のものである。宿泊費が最もウェートを占めており、土産代が最もウェートが低くなっている。

(A)　総費用

宿泊観光1回あたりの総費用をもとにして、1泊あたり総費用、個人の年間宿泊旅行費用、国民(15歳以上)年間宿泊旅行費用を算出してみると、次のようになる。

　

　

1回あたりの総費用の層別の特徴は次のとおりである。

地域別では、四国(48,770円)で最も高くなっている。

性・年齢別では、女性40代(50,150円)が最も高く、男性18〜19歳(47,320円)・50代(48,310円)・60代(47,730円)、女性50代(46,020円)でも平均費用は高くなっている。

職業別では、管理職(51,440円)の費用が高くなっている。

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