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性・年齢別にみると、「旅館」は男女ともに60代(男性:53.4%、女性:47.1%)・70歳以上(男性:46.8%、女性:47.6%)、女性の50代(44.7%)と、高年齢層に多く、「ホテル・ビジネスホテル」は男性では30〜50代で4割前後を占め、女性では35〜39歳(40.0%)・40代(42.1%)で4割以上を占めている。「国民宿舎等の公共宿泊施設」は男性18〜19歳・男女70歳以上で多く、「知人・親せき宅」は女性20〜24歳で最も多い。

職業別では、「旅館」は農林漁業(63.2%)に最も多く、「ホテル・ビジネスホテル」は自由業(48.1%)、管理職(46.6%)、事務・技術職(39.3%)に多くなっている。

実施月別にみると、「旅館」は4月、6月、10月、11月の利用が多く、「ホテル・ビジネスホテル」は12月の利用が最も多くなっている。

目的地別にみると、「旅館」は東北(48.6%)、中部(45.2%)、四国(44.8%)での利用が多く、「ホテル・ビジネスホテル」は北海道(58.1%)、九州(47.9%)での利用が多い。また、「国民宿舎等の公共宿泊施設」は中国(17.0%)で多くなっている。

宿泊観光の目的別(上位3位)にみると、「旅館」は湯治(54.3%)、「ホテル・ビジネスホテル」は見物や行楽(43.0%)、「国民宿舎等の公共宿泊施設」は湯治(9.3%)で多くなっている。

同行者別にみると、「旅館」は地域・宗教・招待などの団体(59.2%)に、「ホテル・ビジネスホテル」は職場・学校(43.1%)にいずれも多くとなっている。

 

13. 宿泊数

 

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平均宿泊数 1.53泊

 

1泊の宿泊観光が62.2%と6割を超え、平均では1.53泊である。

過去1年間の15歳以上の宿泊観光旅行の総泊数は、延19,411万泊と推計される。

平均宿泊数を層別にみると、次のとおりである。

性・年齢別にみると、平均宿泊数が最も多いのは、男性18〜19歳(2.52泊)、女性15〜17歳(2.03泊)で男女ともに若い層で宿泊数が長くなっている。

職業別にみると、自由業(2.37泊)の宿泊数が最も長くなっている。

目的地別にみると、北海道(2.10泊)方面への旅行の宿泊数が最も長くなっている。

宿泊観光の目的別にみると、新婚旅行(3.14泊)、趣味・研究(1.77泊)の宿泊数が長くなっている。

同行者別にみると、自分ひとり(2.23泊)が最も長く、地域・宗教・招待などの団体(1.25泊)は最も短くなっている。

宿泊施設ごとの宿泊数をみると、次のとおりである。

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