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萬田/それが、私のデビューの、一番最初の旅のお仕事だったんですけども、津和野の方に。

 

生島/津和野良いですよね。津和野行った事ある方、どのくらいいらっしゃいますか?

かなり、やはり、人気がありますよね。

 

萬田/そこで、私が今覚えている事は、津和野の景色よりも、何よりも、もちろん、良い景色ですけど、町並みが、小京都って呼ばれています。

だけど、渡辺文男さんが、「萬田さん、毎日1つずつ、花の名前を覚えていってごらん」と。そうすると、たくさんの、お花の名前を覚える事ができる。「花の名前を覚えて、たくさん覚えてる人は、とっても素敵な人間だよ」とかって、何か、言ってくれて。

 

生島/僕も、TBS時代の先輩が、久米宏さんだったんですけど、9年、久米さん先輩なんですけど、『生島な、ボキャブラリーを増やすために、1日1語ね、辞書から単語を引っ張り出せ』と言われたんですよ。

でね、僕も、萬田さんと同じ。良い話だと思ってね、皆に言いまくってね、あの頃やってたんですよ。3日間くらいは。それから止めてしまいまして、だから、こんなに差がついちゃったんです。やっぱり、続ける事が大切ですよね。

 

萬田/そうですよね。

だから、そうです、旅も、続けましょ。

 

生島/僕は、そういう意味では、最近、色んな形の旅がでてますけど。実は、今回、JASという飛行機会社がありますね、日本エアーシステム。あちらの社長さんというのが、飛行機会社の社長さんなのに、名前が、舩を曳くって書くんです。飛行機会社の社長なのに、舩曳さんというんです。

実は、この、舩曳さんは、ご自分のお母様が89歳でいらっしゃって、実は、色々と、介護が必要となってるんですね。その舩曳さんという社長さんは、岡山の津山という所なんです。その介護のために帰る時に、飛行機代が、馬鹿にならないなあと思ったらしいんですよ。それで、ちょうど、介護保険も始まりましたけれども、介護が必要なサラリーマンの方のためにですね、介護割引きという制度を、この4月からスタートさせたんですよ。

だからね、こういう形で、経営者の方が利益追求という事もあるのでしょうけども、そういう介護で、これから大変になってくるとき、我が家もそうなんですけど、介護が必要な人のために、援助をしてあげるという、こういう発想は素晴らしいと思ったんですよ。

 

萬田/素晴らしいですね、初めて聞きました。

 

生島/非常に良い考えだと思いますし、やっぱり、車椅子の方とか、介護が必要な人が、旅行をあまり、しなくなりますよね。でも、車椅子になったとしても、楽しめる事は楽しめるわけです。

そこで、例えば、JASの場合は、九州とか、岩手の安比とかにですね、介護世代の、3世代の方が、共に遊べるようなバリアフリーの、良いリゾート地を作ってらっしゃるんです。

だから、そういう意味では、障害があっても、旅は楽しめますし、やはり、なかなか、行動が制限される事も多いんですけど、これからの時代の変わり目として、やっぱり、車椅子の方とか、目がご不自由な方でも、思い切り、旅行が楽しめるという事が、僕はすごく重要だと思うんです。

だから、旅行会社の方も、大いに、そういう視点に立って考えて頂くと、すごく面白いと思いますよ。

 

萬田/どんどん、そういうシステムというか、何か、増えれば良いですね。

 

 

 

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