日本財団 図書館


生島/うちは、毎年、お正月は。蔵王から来た方いらっしゃいますか?山形蔵王。いないですね。我が家は、家族旅行は、冬はスキーと決めてるんです。

 

萬田/スキー、良いですね。

 

生島/子供の頃に、家は、そんなに裕福じゃなかったんですけど、結構、家族旅行とか、家の親父が勤めてた会社の社員旅行ってあったんです。その時の思い出が、すごく良かったものがありますから、やっぱり、家族で旅行できる間は、限られてるでしょ?

もう、家も、高校1年と、中学3年ですから、萬田さんのお宅は、中学1年生という事ですけれども、スキーをやりながら、親子のコミュニケーション、これが、すごく大切だと思って、一緒に温泉入りながら、色々と、将来を語り合ったり。ところが、最近、だんだん、だんだん恥ずかしがっちゃって、一緒に入らなくなって来ました。男の子なんですけど。

お兄ちゃんは平気なんですけど、次男坊は、何かやっぱり、ちょっと、嫌がるようになってきたんですよ。

 

萬田/でも、もうちょっと経つと、一緒に入るかも知れませんけどね。ちょうど恥ずかしい時期なのかも知れませんね。

 

生島/やはり、家を離れて、別の所に行って、別の空間で会うと、また、違う雰囲気で、色んな話ができるんですよ。

 

萬田/対人間じゃないですけど、何か、こう、そうですね、話題が違って来ますし、じっくり話せますしね。家だと、何か、いつでも話ができると思うので、あんまり、男の子は特に話さないです。

 

生島/いつも、四六時中家にいても、改まってですね、家の中にいるとね。

やはり、そういう意味では、家の中にいると、本当に、いつも話せると思うから、改めて話さないじゃないですか。旅に行ったりした時に、「お前、将来どうすんだ」とかね、「パパって、昔、どうだったの」とかね、そこで、改めて、色んな話ができるんですね。

だから、僕は、旅に行くという事は、労力もいりますし、お金もかかるんですけども、その投資した分は、変な話ですけど、帰ってくるような気がするんですよ。

僕が、今、盛んに子供たちに言ってるのは、一人だけで、親とは違う旅をしろと言い始めてるんです。旅をすると、自分の力量が見えてるくるんですね。

僕もそうでしたけど、旅に行くと、全部、自分でやんなきゃいけないじゃないですか。だから、団体旅行も良いんですけど、一人旅をする事によって、「あ、今まで、自分は、甘えきっていたな」とか、「こういう事も、全部、親がやってくれてたんだ」とか、そういう事が、わかるわけです。そうすると、改めて、親に対する感謝の気持ちとか、自分自身が、これから、自分で自立していかなきゃいけないっていうことを、学ぶ意味でも、僕は、旅は良いと思うんですよ。

 

萬田/本当に、色んなものと出会えますし、それが、人間だったり、物だったり、景色だったり、そうですもんね。

 

生島/俳優の、渡辺文男さん、「遠くへ行きたい」というね、お馴染みですけど、渡辺さんと一緒に、旅をされた事があるんですって?

 

006-1.jpg

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION