8月6日(日)
○本日のスケジュール・内容
1) バルア先生のお話
2) Tarlacへの移動(バス)
1) バルア先生のお話
(1) これまでの質問、まとめ
(2) バルア先生の半生
(1) これまでの質問、まとめ
初めに、今までの講義等についての質問はないかとのことで、みんなから続々と質問があがった。下にいくつかを簡潔に記す。
Q. JICAにどうやって入るのか、現場でどこまで医者として働けるのか。
A. 遠藤先生の話では研修医として働いた後JICAに入るのがよい。JICAでは人が足りない。Tarlacで湯浅先生に聞いてみるとよい。
Q. 研修はどこでやるのがよいか。
A. それぞれの興味による。どんなプロジェクトでどんな人材を必要としているか、いろいろ情報収集をしておくのがよい。
Q. 国際保健のプロジェクトに母子保健や感染症以外の分野をやっていても関われるか。
A. いつどこで何が必要かは運次第。外科や歯科医でも関わっている人はいる。
Q. 災害緊急援助にはどうすれば関われるのか。
A. 卒業後すぐに関わるのは無理。登録することよりも、まずは技術と経験を積むことが大事。
Q. 現地のフィールドで働きたいのだが、外科と内科で有利不利はあるか。
A. 人によって違う。外科でも行ける人はいるし、行けない人もいる。
Q. 給料は。
A. 安い。それが人材の足りない一つの理由。日本では協力隊のような経験が評価されないのが問題。
Q. NGOは今ブームだが、NGOでもしっかりしたところ、そうでないところはあるのか。
A. 神戸の震災後、大幅にNGOが増えた。いろんなNGOの集まりなどに参加して自分で調べてみるとよい。
質問が次から次へと出てくるがここまでで区切り、今までの講義についてバルア先生のメモによるまとめに移った。
途上国ではAIDS、マラリア、下痢などの感染症は70%は防ぐことができ、そのために現場を知らないといけない。