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○個人感想

総括のディスカッションのあと、それぞれが今回のフェローシップに参加しての感想、学んだこと、これからの自分について一言ずつ述べられた。

薄田:WHOで働いて国際協力が夢だったので大変良かった。今回参加したのはそのため。今回参加して色んな方向性を知れて良かった。これからやらなければならないことが見えてきた。そのためには英語(英検、国連英検)、スペイン語を頑張りたい。

田中:自分にはチャンスをつかむ準備が不足していると感じた。もう少し自分を柔軟にしていきたいと思った。そういう意味で自分自身について考えるきっかけになった。そして英語を頑張りたい。

土屋:色んな体験が出来て楽しかった。今回の体験は大地の草が雨を浴びるように、たくさんのものを得たような感じがした。この経験は将来きっと役に立つと思う。また、今までの自分がやってきたことが間違っていなかった、と自信をもつことができた。

清水:国際保健というものがわかって良かった。しかし同時に、自分には向いていないと思った。だから将来関わらないかもしれない。今自分の目標は小児の心身症をやること。好きだからやるというのはどうだろうか?。それよりはもっと前進させて杜会に与える影響力も考えて行動したい。

吉國:今回参加して良かったことは現場が見られたこと。とくに、JICAの家族計画/母子保健プロジェクトが良かった。フィリピン大学の学生の多くに(反核等の)social responsibilityがあってよいと感じた。小児科になりたいと思っていたので、今回子どもと触れあう機会があって良かった。

下島:現在はスポンジのように何でも吸収した状態。今後それがどうなるかはわからない。自分の生きてゆきたい方向へのvision(医師としての自分も含め)がみえてきた。日本に帰ったら色々な意味で歴史を学びたい。そして自分の国を説明出来るようになりたい。

里野:まずは英語力をなんとかしないといけないと思った。今回のフェローシップは自分自身のことを知る、良い機会となった。そしてだんだん、いままでしてきたことと、これからしたいことがつながってきた。バブさんとかの話を聞けてよかった。

岡村:グループ行動の難しさを感じた。自分が、透明だとわかった。今後は自分が何をしたいかを見つけていきたいと思う。とりあえずは気に入ったものから一つづつ挑戦したい。

門田:他の大学から集まった色んな人と会えて良かった。今回参加したのもそのため。色々な人から色々な意見を聞けたのが良かった。今後は何でも一生懸命に取り組もうと思った。医学以外にもやらなければならないことがあると思った。行動学とか幅広く人間の行動に興味が出てきた。そういったことともリンクして将来を見つけたい。

目原:今までは国際協力に不信感があった。今回参加して自分がいかに何も知らないか、わかった。

 

 

 

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