・タバコの規制
・EBM=科学的根拠に基づいた医学を推進する
・マラリアなどの寄生虫対策―特にアフリカ
・HIV対策
○公衆衛生について
・一次予防を重視しているが、具体的には休養、栄養、運動がある。
・今後の途上国では問題がmalnutritionから糖尿病と感染症へと移っている。
○alternative medicineについて
・西洋医学に、漢方、マッサージ、針灸などを加えて行うこと。これに対する効果への期待は大きい。特にアレルギーなどは西洋医学ではどうしようもない。
JICA―Japan International Cooperation Agency―について一日目の講義より
・開発途上地域などの経済、杜会の発展に寄与し、国際協力の促進を図るため政府ベースの技術協力や無償資金協力事業を一元的に実施する特殊法人。1974年発足。主な業務は以下の通り
1.政府ベース技術協力事業 2.青年海外協力隊事業 3.技術協力のための人材の養成および確保 4.無償資金協力事業の調査。実施促進業務 5.開発協力事業 6.移住者・日系人の支援 7.災害緊急援助業務
・JICAの援助は『人』+『技術』+『資金』
例) お金に困った友人がいる。生活改善のため技術を教えよう! コンピューターの使い方を教えるとする。教え方として、
1. 自宅で教える(JICAでは研修員の受け入れにあたる。相手国に行かなくてもできる国際協力)
2. 友人宅にノートパソコンを持参し教える(JICAの場合、専門家派遣)
3. 友人がパソコンを持っていないと技術が身につかないのでパソコンをあげる(JICAでは無償資金協力)
以上の方法が考えられるが、『人』+『物』+『技術』のパターンで効果は倍増する。
(橋爪先生講義より)
・無償資金援助(grant aid):ODAは政府開発援助の方式の一つで援助受け入れ国政府に返済義務を課さない資金贈与を行うことをいう。日本の無償資金協力は賠償という戦後処理的な贈与がその始まりであるが、技術協力と同様、二国間贈与の一形態で、近年は技術協力プロジェクトと共に供与することが多く、きわめて効果的な援助形態。
・Q. どのくらい技術援助をつづけるか?
A. NGOとは違い、税金を使う援助である⇒短期決戦(ある一定期間内で、予算内で、結果を出す)