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4. 自分は何が売れるか、何が売り物か考える。

5. 学生の間にしておくべきこと:●あまり力を入れないで適当に●継続する●自分を見失わない。

○WHOの現実

1. かごに乗る人(現場で働いている人)、担ぐ人・そのわらじを作る人(仕組みを作る人、お金を調達する人など)にたとえられる。後者の人たちの存在も重要。

2. イデオロギー、独裁などの理由によって、その地域に行かないなんて事はなく、どこにでも行く。

3. 相手国の体制なども考える必要がある。自国の論理で入ってはいけない。

受入国側の状況によってあおられてしまう。

○相手国でずっと働きたい時、日本の医師免許で十分か?

1. 日本の免許はそのままでは通じない。

2. JICAなどのプロジェクトなら、契約の許可の範囲内での免許の使用が可能。国を通じて申し入れる。

3. 個人でやるのなら論外。その国の医師免許が必要。

 

15:45〜17:00 フリーディスカッション (Part2)

―公衆衛生活動を中心に―

<座長>厚生省保健医療局 局長 篠崎英夫 先生

 

○AIDSについて

・インドが最も問題。人口増加によるため。中国は人口抑制によりエイズは横ばい。

・先進国で増加しているのは日本のみ。センセーショナルになっていないから。

○結核について

先進国で結核患者数が増加しているのは日本のみ。

理由1. 戦後、経済や衛生状態がよくなかった。そのころ罹患した人たちが治癒した後、老人になって再発している。

2. 若者が結核をナメている。医療従事者も甘く見ている。知識がない。

○WHOについて

・必要な資金の内90%が人件費

→問題の範囲を広げすぎたためにこうなった。これにより組織が肥大化してしまった。

・WHOに期待すること。

・分類の基準を決める。

・規制、一国だけではできないことがたくさんある。

・WHO事務局長ブルントランドの目標

 

 

 

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