国立健康・栄養研究所の平原文子主任研究官は、「現代は飽(飽きる)食ではなく放(放つ)食の時代」と指摘し、「きちんと食事をしていればドリンク剤は必要ない」と主張しています。
日本体育大学の研究チームは、小中学生の血圧調節能力を調べました。自律神経の機能が低下していてうまく調節できない子供が、どの年齢においても80%前後もいました。全国の保育所、幼稚園、小中学校、高校からのアンケート回答では、「すぐに疲れたと言う」が軒並み上位に入っています。健やかに子供を育てるには、「多様な熱中体験」「汗をかくぐらいの外遊び」「早寝ができる昼間の生活」などの必要性を訴えています。