｢トピックス｣
千兆分率の単位は｢ppq｣
経済産業省は2月24日、極めて微量な物質の濃度測定の為に1兆分の1の割合にあたる｢ppt(ピーピーティー)｣と、千兆分の1の割合にあたる｢ppq(ピーピーキュー)｣を、計量単位として導入することに決めました。新たな微小単位の導入は、1971年に100万分率｢ppm(ピーピーエム)｣などが制定されて以来の事です。
これは、科学技術の進歩で環境中のダイオキシンやハイテク工場内の極微量不純物の濃度などが計量できるようになり、より微小な単位の導入が必要となってきた為で、同省は通常国会に｢ppt｣創設などを盛り込んだ計量法改正案を提出します。
