日本ウォーキング協会内のウォーキングラボでは、健康的に歩き続けるために必要な歩行技術を時間をかけてじっくり身に付けてもらう「12週間ウォーキング講座」を開設し、指導しています。受講生は健康不安を抱える40代〜60代が大半です。
この講座では、まず参加者に歩行能力の測定をしてもらい、その人の歩き方の特徴や改善点をチェックします。これらの基礎データを踏まえて、講座は「ウォーキングと健康ガイダンス」の講義から始まります。以後3週間に1回ずつ集まって、5km、10kmのテストウォークや実技指導が行われ、膝を伸ばして踵から着地し、つま先を蹴り出す様に歩く事、心拍数を考えて歩く事、休憩する時に靴下を替える事などアドバイスを受けます。