日本での商標権を持ち30の直営店を経営するプラダジャパン社は、「悪質業者には、告訴も含め断固とした対応をとっている」といいますが、警察の摘発はあとをたちません。
並行輸入を行うには業者登録や許可は要りません。業者がイタリアに買い付けに行くと工場からの横流しを持ち掛けられたり、サンプルだけ本物を渡されるなど怪しげな話がたくさんあるそうです。昨年は大規模なプラダの偽造工場が摘発され、正規の出荷伝票が使われていた例も明らかになりました。またプラダの商品は加工しやすい素材で偽造されやすく、作りも精巧なので見分けるのは難しいようです。