店では「商品の中に偽造品があるとの指摘を受け、事実そうした例もあった。最近、国内外で摘発が相次ぐなど問題の大きさを知り、商品を一時引き上げた。我々も輸入業者に騙されたと言いたいが、客の求めがあれば返金に応じるようにしている」と話します。倉庫にある物も含めると数億円分の全商品を検査して、本物と確認されなければ販売しないとのことです。
世界的な商標保護団体「ユニオン・デ・ファブリカン」のツツミタカユキ東京事務所長は、「この店はごく1例。この4年間でプラダの偽造品の国内の流通額は3000億円を下らないのだろう。怪しい商品と知りながら売っている例も少なくない」と話します。