そして墓地とすることで花の咲く雑木林を作り育てることを目指したということです。
この為今回の墓地には、墓石や柵といった人工物は設けず、周囲とは紫陽花の植栽で区切りました。線香などの火気は使えません。墓地の使用料として一時金20万円が必要な他、雑木林の保全管理費として30万円程度の協力を求めています。
東京ではこの程樹木葬を考えるシンポジウムが開かれました。葬送問題に詳しいノンフィクション作家のイノウエハルヨさんは「90年代から続いている葬送の個人化と自然回帰の流れが樹木葬に結びついた」との見方を示しました。