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ステップ2] 研修の目的と注意点

この研修の目的と研修に参加する上での注意点をインストラクターのレクチャーによって確認します。

<セクシュアル・ハラスメントの基礎知識>

ステップ1] 基礎知識セルフチェックの実施

基礎知識セルフチェックシートによる自己診断を各自で実施させます。その際、自己診断の結果を集めたり、隣の人同士で確認したりすることがないことを伝え、安心して、正直にセルフチェックできることを、参加者に伝えます。

 

(チェックシート参考例)

セクシュアル・ハラスメント基礎知識セルフチェックシート

あなたのセクシュアル・ハラスメントの基礎知識をセルフチェックします。

「はい/いいえ」のいずれかを○で囲んでください。

 

はい/いいえ 1] セクハラの被害があるにもかかわらず、それを放置しておいた場合、事業主にもその責任が問われる。

はい/いいえ 2] 50%以上の女性が、職場においてセクハラが見られると答えている。

はい/いいえ 3] セクハラの被害に遭いやすいのは、若くて美しい女性である。

はい/いいえ 4] 職場の宴会のカラオケで、男性が女性をデュエットに誘うことは、セクハラになるので慎むべきである。

はい/いいえ 5] Aさん(女性)がコピーをとっていたところ、同僚のBさん(男性)が彼女のお尻を触った。これはセクハラ行為である。

はい/いいえ 6] 男性上司が女性部下に対して、「早く結婚したほうがいい。女性の幸せは結婚だから」というのは、親心であって、セクハラとは関係ない。

はい/いいえ 7] 女性の多くは、セクハラと思われる行為を受けた場合、相手に明確にやめるように頼んでいる。

はい/いいえ 8] ミニスカートで出勤する女性は、自らセクハラを招いている。

はい/いいえ 9] セクハラはしばしば、組織全体に多大なる損害を与えることがある。

はい/いいえ 10] セクハラに敏感になりすぎると、日常のコミュニケーションもギスギスしたものになってしまう。

 

 

 

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