日本財団 図書館


上司との付き合い

素直であること

自分の意見をはっきりさせる

けじめのある態度

分からないことをそのままにしない

気軽にあいさつをする

かげで不満をいわない

 

(3) 職場におけるカウンセリング

このところ方々の職場で相談室というのを設けるところが出てきました。

専門のカウンセラーの方を配置できるかどうかは別として、大変よいことだと思います。この相談室に関することは第3巻で述べますが、職場におけるカウンセリングという標題は少々オーバーかもしれませんし、私自身はカウンセリングの専門家でもありませんが、相談室的なことを含めて、むしろ上司が部下から相談を受けることがあったらどうしたらいいのかということを踏まえて私なりの考えをまとめてみました。

だれがというのは、相談室を設置した場合、専門家以外ではということですから、相談室の問題のところで言及します。

以下のところは、上司が部下から、仕事のことや一身上のことなどで相談を受けた時のことを想定してまとめてみたものです。

これも一つ一つ説明する必要はなさそうですが、相談室のところで述べます。職員としてはこちらが思っている以上にプライバシーということを気にするものです。相談はしたいのだけれど…ということもよく聞きます。一々そんなことを他人に漏らすわけはないよというのは、当たり前としても、そのくらい相手は気にしているのだということを分かってあげてほしいということです。

カウンセリングの専門の方に聞けばもっとよく分かることと思いますが、私自身が理解しているのは、カウンセリングというのは、こちらから一方的に与えるものではないということです。

 

 

 

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