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ウ 職員の能力開発と育成―適材適所―

スキルの足りない職員へは、直接スキルを指導したり、情報の足りない職員へはヒントを与えたり、十分活躍している職員へはその成果をみんなの前で評価したりと一人一人に適した能力の開発とその育成の計画を持つ事です。仕事のできる職員は手出しを余りしないで、とことん信じてみることも大切です。信じられていると感じることにより、責任感が生まれて成果につながっていきます。もちろん「失敗しても私にまかせろ」と安心感を与えることも監督者の役割です。部下一人一人に適した役割を与えます。自分に適した役割を与えられることにより、やる気も出て能率も向上します。時にはローテーションをしてみるのもいいでしょう。監督者は上手に部下を使ってこそ、監督者なのです。

2] 監督者としての心掛け

ア 職員との人間関係

監督者としての役割をきちんと果たしていれば、当然部下との信頼関係が築かれているはずです。よい人間関係を継続させるには、絶対に秘密厳守です。部下からの相談をだれかに話すことや、すぐに関係者を呼んで「事実か事実でないのか」の事情聴集をしないことです。うわさが広まって、相談した事を後悔してしまうことになり、相談した部下ばかりでなく周囲の部下も大事なことを話してくれなくなってしまいます。あくまでも「部下のために」をモットーと心掛ける事です。だれでも自分はかわいいものですが、自分の利益のことばかり考えている人には、利益のからむ人間しか近づいてこないものです。

イ 自己開示

自分のことを語れる人は自分に満足感がある人です。人が何と言おうと自分はこれでよいと思っているから、隠しだても少なくなります。

 

 

 

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