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しかしながら、カウンセリング・マインドは自分のために用いることもできます。

カウンセリング・マインドを自分自身に対して適用すれば、それは、「自分の本当の声をよく聴く」ということになります。つまり、いったい自分は何を望んでいるのか、どんなキャリアを望んでいるのか、自分の持ち味は何なのかなどということを見つめ直してみるということです。

 

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あるいは、「仕事は休めないけれど、本当はものすごく疲れていて、休養を取りたい」などという身体からのサインを見逃さないということでもあります。

カウンセリング・マインドを学べば、他人を大切にするのと同様に、自分自身も大切にしなければならないということが分かるはずです。

「人のため」というだけでは、残念ながら長続きしないかもしれませんが、カウンセリング・マインドの中には、自分にとって役に立つような考え方や手法もたくさん含まれています。

職場や学校でのコミュニケーションという側面に限定せず、広い視野に立ってカウンセリング・マインドを学んでいけば、自分の人生や家庭生活に資するところも大きいはずです。

 

 

 

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