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(4) 出場団体について支部代表団体を確認し、続いて技術委員会で決定すべき支部未開設地区の団体について審議した。新潟県、大阪府、兵庫県、香川県の4県は、特に問題なく了承された。北海道支部推薦の2チームについては、開催要領で「参加団体は、支部及び支部のないところは原則として特別会員から、それぞれ1団体とする。」となっているが、予ねてより懸案となっている支部増加を考慮し、山口太鼓流北海若衆太鼓が札幌地区の出場団体として了承された。なお、次回開催時までに支部が開設されない場合は、次回は1団体にすることを確認した。また、会員以外のチームが出場した場合は、入会を呼びかけることとなった。

(5) 出場団体の交通費補助は、最終出演者名簿等の書類確認のうえ大会1週間前までに振込むこととした。

(6) 出演順番について、主管の石川県より本委員会において決定するよう要請があった。技術委員会で厳正な抽選を行い出演順番を決定した。

(7) 大会進行について説明があり、選手宣誓は1番目に出演する島根県代表・掛合太鼓ジュニアに決定、初っ切り太鼓は小口副会長にお願いすることとなった。また、浅野理事より入場の方法、出演者の見学方法について説明があった。

(8) 大会課題曲を確認し、作曲された小口副会長より課題曲「躍動」についての説明があった。

 

「第3回大会開催要項(案)について」

事務局より原案の説明に続き、主管する長野県を代表して小口副会長より受入れ側としての歓迎の挨拶があった。

 

2. 日本太鼓資格認定制度について

「公認指導員の推薦について」

(1) 公認指導員の推薦にあたっては、以後、指導方法の統一を図るため推薦であっても、全国講習会に出席し、指導者の適正を確認し、運営委員会に諮ることとなった。また、1級推薦者は、全国講習会の講師経験がないことから2級に該当する旨を確認した。なお、今後も新たな開設支部からの推薦者については、今回と同様に扱うこととなった。

(2) 秋田県並びに大分県から推薦の2名は、この制度の発足時において技術は基準に達していたが、年齢が基準に達していなかったために見送りとなり、この度、改めて推薦があったもので、問題なく了承された。

(3) 推薦者については、従来、支部長としていたが、公認指導員にする等の変更をこれから検討することとなった。

 

「平成12年度公認指導員研修会について」

(1) 2000年度の全国講習会において開催する公認指導員研修会の日程案が了承され、講師等具体案を事務局で作成することとなった。

(2) 研修会の参加を、講習内検定の参加回数に含むこととなった。

(3) 基本講座の講師は、研修会参加とみなすこととなった。

(4) 1999年1月以前に認定を受けた公認指導員は、年間3回の内に必ず参加しなければならないが、止む終えない事情により参加できない場合は、理由書の内容により判断することとした。

(5) 今回の研修会に参加した場合の次回更新は、更新日より3年以内で、2003年度までとなることを確認した。

 

「日本太鼓教本の見直しについて」

1] 前回の委員会において教本の見直しを行うこととなり、会報等を通じて広く意見を求めたが特に回答がなかった旨の報告があり、次回の技術委員会までに各委員が再度教本を見直すこととなった。

2] 教本の見直しとあわせて基本講座用のビデオ作成を検討することとなった。

 

3. 日本太鼓全国講習会について

事務局より資料に沿って説明を行った。内容及び検討の結果は次のとおり。

「平成11年度実施状況報告について」

事務局より資料を基に群馬県、大分県、静岡県での全国講習会の報告を行い、特に質問がなく了承された。

「平成12年度実施計画について」

事務局より資料を基に2000年度開催予定の熊本県、秋田県、栃木県の説明を行い、特に質問がなく了承された。

「支部講習会の実施について」

長野県で開催された第1回日本太鼓支部講習会の報告を行い、長野の成功例を参考に積極的に実施することとなった。なお、小口副会長より長野では2000年度においても実施したい旨の要請があった。

 

4. その他について

塩見副会長より「鎮魂の太鼓」と「祝いの太鼓」の基本曲を作成する必要がある旨の発言があり、小口副会長に作曲を依頼した。

 

新たに4名の公認指導員が誕生

2級公認指導員

祓川千寿氏(福島県)

3級公認指導員

高田佳子氏(秋田県)

富永希一氏(大分県)

廣田紀昭氏(栃木県)

 

 

 

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