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<第9回運営委員会を開催>

第9回運営委員会が、3月9日(木)東京・日本財団ビルにおいて開催されました。塩見運営委員長が議長となり各議題を審議しました。

報告事項

「1999年(平成11年)度事業について」

1] 助成金交付事業第2次審査(第8回運営委員会)結果報告

2] 第3回日本太鼓全国フェスティバル実施報告

3] 第6回・第7回日本太鼓全国講習会実施報告

4] 第2回日本太鼓ジュニアコンクール状況報告

以上の件について資料を基に説明を行い、特に異議がなく了承された。

 

審議事項

「2000年(平成12年)度事業について」

1] 日本太鼓助成金交付の審査について

日本太鼓助成金交付対象が12事業に対し、14事業の申請があった。審議の結果、1支部に2事業の助成金交付は難しいとして、宮崎県の2事業については、申請のあった宮崎県より「みやざきジュニア太鼓フェスティバル」を優先したいとの要望があり、「清武町太鼓フェスティバル」を助成金交付の対象外とした。

また、助成金交付の対象について以下のとおりガイドラインを定め、決定の参考とすることとした。支部講習会については1回、ジュニアコンクール予選及び継続事業については2回とする。このため、埼玉県より申請のあった「第10回桴の祭典」は3回目となるため、他の新規事業を優先することとして助成金交付の対象外とした。

なお、申請団体の事務簡素化を考慮し、助成金交付対象となった場合、その事業を自動的に財団の後援とすることとした。

2] 日本太鼓全国フェスティバルの内容について

各地のフェスティバルとの差を明確にするため、日本太鼓全国フェスティバルは、伝統太鼓の部や日本の一流伝統芸能の分野までを取り入れてはどうかという意見があった。

また、2002年の弟6回日本太鼓全国フェスティバルは財団設立5周年としてこれらの内容を含めて総合的に検討するため準備委員会を設ける必要があるとの意見があった。

 

「第5回技術委員会からの検討事項について」

1] 公認指導員の推薦について

公認指導員の推薦にあたっては、以後、指導方法の統一を図るため推薦であっても講習会に出席してもらうこととした。また、公認指導員の特別推薦基準を技術委員会で見直すこととした。

小口副会長に作曲をお願いしていた「鎮魂の太鼓」が完成し、今後開催される公認指導員研修会において指導曲として使用することとした。

2] 支部講習会について

昨年、長野県で開催された支部講習会の成功を受け、2000年度では、すでに長野、千葉、神奈川から開催の希望がある。また、今後、支部講習会での検定料の半額相当分を試験のための事務費(会場費・人件費等)として支部に還元することとした。

 

「支部開設について」

東京都・愛知県・奈良県の支部開設について、当財団より呼びかけを行っていたが、東京都については2度の打合せ会の結果、財団法人日本太鼓連盟東京都支部(東京都太鼓連合)として新たに開設される運びとなった。また、愛知県については3月5日に説明会を行い支部開設の方向で総会に諮ることになった。奈良県については3月12日に説明会が行われることとなっている。

一方、支部があるにもかかわらず、他県の支部または特別会員として入会したい団体については、原則として居住地の支部に加盟してもらうこととする。

 

「その他」

2000年11月に開催予定の第9回日本太鼓全国講習会について鈴木委員より説明があり、東北太鼓連絡協議会で検討した結果、秋田県において開催することとなった。

また、秋田県が県単位で独自に行っている講習会の認定級を全国講習会の認定級に置き換えられないのかという意見があり、検討することとした。

なお、現在のところ、各流派の認定級は全国講習会の認定級にスライドする考えはないことを確認した。

 

<第5回技術委員会を開催>

第5回技術委員会が、1月19日(水)東京・日本財団ビルにおいて開催されました。古屋技術委員長が議長となり各議題を審議しました。

1. 日本太鼓ジュニアコンクールについて

(1) 名称・主管・後援等開催実施要項案に記載の事項は、原案通り了承された。

(2) 演奏運営要項については、特別出演の団体を含め原案通り了承された。

(3) 審査委員について原案を基に審議し、特に異議がなく了承された。なお、審査委員長は委員の互選により選出することを確認した。

 

 

 

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