神奈川県川崎市生まれ。日本デザイナー養成学院でファッション・デザィンを専攻し、オートクチュールをジョオジ岡、中村乃武夫両氏に、和服デザインを三田村環氏に師事した。その後、染色や帽子、テキスタイル等を学び、臼金迎賓館(現、東京都庭園美術館)において個展<日本の春>と題するファッション・ショーを主催している。高校生の頃から演劇、特に弄台美術に強い関心を示したが、舞台衣裳を専門に手がけるようになり、衣裳デザイナーとしては75年の栗山昌良演出「こうもり」がデビュー作であった。その後も栗山氏との仕事が多く「カヴァレリア・ルヌティカーナ」「リゴレット」プッチーニ(三部作)「蝶々夫人」「フィガロの拮婚」「魔笛」「メリー・ウィドウ」「トスカ」「椿姫」「カルメン」、藤沢市民オペラの「ファウスト」等を担当。オペラ以外でも演劇、ミュージカル、映画、コンサート、イベント等の衣裳デザイナーとして作品は多数。
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