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私たちは被害者の悲しみを取り去ることはできない。しかし感情を受け止めるとはできる。被害者の方の感情反応は特別なことではないことを早く伝えれば伝るほど良い。

[子どもの被害(留意事項)]

・口にしなくても気持ちは感じ取っています。

・子ども達は周囲にいる大人の反応に影響されやすい。

・危機介入時は子どもも一緒にいれる。

・子どもの目線での働きかけ。

・子どもの感情、気持ちの安定は持続しない。

・子どもは何度も同じ質問を繰り返すことで学ぶ。

 

引き続き、全米殺人被害者遺族連合代表のゲイル・リーランド氏から、殺人による被害者遺族でありながら、長年にわたって自助グループのリーダーであり、被害者の支授活動にあたっていらっしゃるお話を、辛い体験談を交えながらお聞かせいただきました。

【長期的援助が必要な時】

・被害者の家族に会う。

・賠償支援金を紹介。

・サポートグループで長期支援。

・裁判、警察の情報を知らせる。

・公判中のすべての情報を伝える。

 

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被害者支援セミナー '00.11.2

 

 

 

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