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9) 真鶴町岩海岸

本海岸は、真鶴半島の北1km程度に位置する浦の奥部に形成される小さな砂浜である。

浦の口部分には防波堤が突出し、また、2本の真鶴新道のピアが立っており、浦の閉鎖性を高めている。

ここでは、砂浜の中央部と北端の2箇所に測線を設定した。

 

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海岸の概況

位置:真鶴町岩

形状:小規模なポケットビーチ

延長:250m

底質:砂礫

背後:住宅地、道路

その他:真鶴半島の北側付け根にある小規模な入り江の奥に発達した砂浜。

所々に岩盤が露出する。

排水路が流入しているが、比較的透明度がよく、雨水などが中心と思われる。

 

1] 海浜断面形状

図4.7に海浜断面形状を示した。

HWLから背後の道路又は護岸との境界までの砂浜幅は岩海岸1で38m、岩海岸2で24mと比較的海浜幅は狭い海岸である。海浜勾配は急で、汀線付近の勾配は中央部の測線1で9.8%、北端の測線2で9.5%となっている。

 

 

 

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