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7) 茅ヶ崎海岸

本海岸は、本来は片瀬西浜海岸から境川、引地川などの河川の河口を経て相模川河口に続く長い砂浜海岸の一部であるが、東に大型のヘッドランド、西に茅ヶ崎漁港の防波堤が建造されており、その結果、1.2km程度の中規模なポケットビーチ様の形状となっている。

 

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海岸の概況

位置:茅ヶ崎市中海岸

形状:人工構造物により形成された中規模なポケットビーチ

延長:1,200m

底質:砂

背後:サイクリングロード、国道134号線に面するドライブイン

その他:茅ヶ崎漁港に隣接する。

小河川が流入する河口がある

透明度は不良。

 

1] 海浜断面形状

図4.7に海浜断面形状を示した。

HWLから背後の遊歩道までの砂浜幅は約95mを有する比較的海浜幅の広い海岸である。全体に海浜勾配は急で、HWLから10〜40mに勾配の緩やかな浜崖が形成されている。汀線付近の勾配は8.5%である。

 

 

 

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