図4.7 鎌倉市由比ガ浜海岸の海浜断面形状
3] 底質 中央粒径は、LWLで最小、MSLで最大で、HWLでは両者の中間となっている。底質は砂となっている。 IL値は3.50〜4.18%であり、LWLで小さくHWLで大きくなっている。COD値はHWLで他の2地点よりも若干高い値を示している。IL値とCOD値がHWLで高めになっている点は、前項の材木座海岸の場合と同じ傾向である。ORP値は、観測時に水中に没していたLWLで他の2地点よりも若干低くなっている。
3] 底質
中央粒径は、LWLで最小、MSLで最大で、HWLでは両者の中間となっている。底質は砂となっている。
IL値は3.50〜4.18%であり、LWLで小さくHWLで大きくなっている。COD値はHWLで他の2地点よりも若干高い値を示している。IL値とCOD値がHWLで高めになっている点は、前項の材木座海岸の場合と同じ傾向である。ORP値は、観測時に水中に没していたLWLで他の2地点よりも若干低くなっている。
表4.12 由比ヶ浜海岸における底質調査結果
4] 底生生物 底生生物は、全体で9種が出現し、前項の材木座海岸に次いで多くの種が出現した。HWLではフジノハナガイが多く見られ、505個体/m2が採集できた。また、MSLでもフジノハナガイが最も多くみられた。MSLとHWLで二枚貝類が多く見られた点は、前項の材木座海岸と同様の特徴を示した。 LWLでは、それぞれの種の個体数はさほど多くないものの、8種類がみられ、その種構成も紐型動物1種、環形動物2種、軟体動物3種、節足動物2種と多様であった。
4] 底生生物
底生生物は、全体で9種が出現し、前項の材木座海岸に次いで多くの種が出現した。HWLではフジノハナガイが多く見られ、505個体/m2が採集できた。また、MSLでもフジノハナガイが最も多くみられた。MSLとHWLで二枚貝類が多く見られた点は、前項の材木座海岸と同様の特徴を示した。
LWLでは、それぞれの種の個体数はさほど多くないものの、8種類がみられ、その種構成も紐型動物1種、環形動物2種、軟体動物3種、節足動物2種と多様であった。
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