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4) 鎌倉市材木座海岸

1] 海岸の概況

本海岸は、稲村ヶ崎と逗子マリーナに挟まれた2km程度のポケットビーチの一部で、そのほぼ中央部に流入する滑川を挟み、次の由比ヶ浜と隣接する海岸である。鎌倉市の中心部に近く、夏季には多くの海水浴客が訪れるが、逗子マリーナよりの海岸は、ウインドサーフィンやジェットスキーなどのマリンスポーツに利用されている。

 

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海岸の概況

位置:鎌倉市材木座

形状:緩やかな曲率を持つ中規模なポケットビーチ

延長:1100m

砂浜幅:10〜50m

底質:砂

背後:国道134号線の護岸

その他:西側の由比ヶ浜海岸から続く砂浜。

隣接する由比ヶ浜との境には滑川が流入する。

東端には和賀江島(転石場)がある。

 

2] 海浜地形断面

海浜幅は75m程度と比較的広いが、HWLから20m程度で地盤高は最も高くなり、その後再びMSL程度の高さまで低くなっている。背後は国道134号線が走っている。

汀線付近の勾配は2.2%と緩勾配であり、特にMSLからLWLにかけての区間が約25mと長くなっている。

 

 

 

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