日本財団 図書館


042-1.gif

図4.1 横須賀市長浜海岸1の海浜断面

 

042-2.gif

図4.2 横須賀市長浜海岸2の海浜断面

 

3] 底質

横須賀長浜海岸1では、中央粒径値はH.W.L.で0.211mmと小さく、M.S.L.とL.W.L.では1.400〜1.550と大きくなっていて、底質は砂から礫質砂となっている。

ILは、横須賀長浜海岸1で2.63〜3.70%となっていて、L.W.L.に近づくほど大きくなっているが、横須賀長浜海岸2では地盤高との関係は見られない。COD値は横須賀長浜海岸1で0.5〜0.7mg/g、横須賀長浜海岸2で0.6〜0.7mg/gであり横須賀長浜海岸2の方がわずかに高い値を示した。地盤高との関係は特に認められない。酸化還元電位(ORP)は全体に酸化状態にあり、ここでも地盤高との関係は特に認められない。

 

表4.2 横須賀長浜海岸における底質調査結果

042-3.gif

 

4] 底生生物

分析結果を表4.3、表4.4に示した。

底生生物は横須賀長浜海岸1では全体で2種が出現したのみであったが、横須賀長浜海岸2では8種が出現し、また出現種類数、個体数、湿重量ともに地盤高が低くなるにつれて多くなっていた。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION