2) ホンダワラ類 ホンダワラ類の代表として、アカモクの生活史を図4.2.2に示した。 ホンダワラ類のほとんどの種類は、春から夏にかけて繁茂・成熟する。成熟した藻体には生殖器が発達し、この中に精子と卵子が形成される。受精卵は仮根を伸ばして基質に付着し、発芽体が生長して成体となる。
2) ホンダワラ類
ホンダワラ類の代表として、アカモクの生活史を図4.2.2に示した。
ホンダワラ類のほとんどの種類は、春から夏にかけて繁茂・成熟する。成熟した藻体には生殖器が発達し、この中に精子と卵子が形成される。受精卵は仮根を伸ばして基質に付着し、発芽体が生長して成体となる。
図4.2.2 アカモクの生活史
堀8)より転載 ホンダワラ類の生育条件を表4.2.3に示した。 水温については、2月、8月の適値が示されているが、夏季の限界値としては、27〜28℃とされる種類が多い。 塩分は、アカモクについては約27psuと比較的低塩分でも生育するが、その他は概ね30psuが限界となっており、東京湾では塩分低下が生育を規定する主な条件となるものと考えられる。
堀8)より転載
ホンダワラ類の生育条件を表4.2.3に示した。
水温については、2月、8月の適値が示されているが、夏季の限界値としては、27〜28℃とされる種類が多い。
塩分は、アカモクについては約27psuと比較的低塩分でも生育するが、その他は概ね30psuが限界となっており、東京湾では塩分低下が生育を規定する主な条件となるものと考えられる。
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