第五部記念式典では大本旭章大会委員長が挨拶で県総連の歴史と今後の発展を力強く訴えられました。主催者河田神泉大会会長が歴代の会長・理事長の功績を披露され、二十一世紀に伝統芸術である、吟剣詩舞道を次代を担う青少年に拡く継承発展させて行きたいと力説の挨拶をされ場内の拍手が長く続きました。
又、(財)青少年吟剣詩舞道育成基金として金一封を(財)事務局長矢萩鳳祥先生に県総連会長河田神泉先生より贈呈。四十五周年記念にあたり功労者表彰として県総連会長河田神泉先生に会員を代表として理事長大本旭章先生より金一封と花束を贈呈、財団法人日本吟剣詩舞振興会会長笹川鎮江先生より祝辞を賜り山岡哲山(財)専務理事より代読、来賓の祝辞や来賓の祝電も紹介され式典を終了しました。
第六・七・八部は来賓の諸先生方の吟剣詩舞披露、第九部は会長、副会長の吟と舞、第十部は企画構成吟舞「はるかなり山陽道」は県総連の優秀吟士を中心に剣詩舞で華を添え、華やかに岡山県民謡児島高徳で知られる忠義桜で閉会は藤上南山大会副会長、万歳三唱は(財)元老荒木清峰先生の発声で盛会裡に大会の幕を閉じました。
(財団公認岡山県吟剣詩舞道総連盟事務局)
第四十九回千葉県吟剣詩舞道大会
秋の風も爽やかな十月十五日、四街道文化センターにおいて千葉県総連盟主催の吟剣詩舞道大会が開催されました。独吟、合吟、剣詩舞、構成吟、十二年度吟剣詩舞成績優秀者十五組、二十四名と合吟一団体による吟と舞の披露など盛り沢山の内容で、朝九時三十分より十六時まで熱演が繰り広げられ、会場を埋めた会員及び観客を魅了させました。
午後一時からの式典は、太田修道理事長の挨拶の後、来賓の千葉県教育庁木内道夫様、参議院議員岩瀬良三様、群馬県吟剣詩舞道総連盟理事長金井心彰先生から、心あたたまる励ましのご祝辞を頂きました。また神奈川県吟剣詩舞道総連盟副理事長西形興信先生、千葉県文化振興財団堀田吉彦様のご臨席をいただきました。財団法人日本吟剣詩舞振興会会長笹川鎮江先生の祝電が披露され盛会裡に終了致しました。
来年は第五十回という節目の大会を迎えます。地元千葉県にしっかりと視点を合わせ、我々加盟している会員は勿論、外部から聞きに来て下さるお客様にも、良く出来た、面白かったとおほめの言葉がいただけるよう理事長以下執行部全員で計画をたて五十回大会に備えるつもりです。
最近は高齢化が進み吟剣詩舞の世界でも例外ではありません。いかにして若者の心をとらえ、また、いかにして吟剣詩舞という、この素晴らしい芸術を広めて行く事が出来るかを考えることが、この大会を通しての使命であると思います。今後の総連盟の更なる発展を期して今年度の大会を終了致しました。(千葉県吟剣詩舞道総連盟事務局甕経風)
熊本県総連二十五周年大会
熊本の大地に菊薫る十月二十二日(日)熊本県吟剣詩舞道総連盟(理事長・益中櫻月)は、財団公認結成二十五周年を迎え、三賢堂、八聖殿顕彰吟剣詩舞道大会を各界からの協賛、後援を頂き熊本市民会館大ホールにおいて盛大に開催しました。
大会は、県、市をはじめ各界からの来賓並びに、財団顧問の竹末岳陽先生、財団常任理事、九州地区連絡協議会議長高群華要先生をはじめ、九州各県総連盟の理事長並びに横浜市吟剣詩舞道連盟理事長西形興信先生外四名の御来賓を迎え記念式典を行いました。
式典では、連盟の発展に功労があった五十四名に益中理事長から感謝状が贈られた後、大会総裁の財団法人日本吟剣詩舞振興会会長笹川鎮江先生のご祝辞を財団事務局長矢萩保三先生から披露され、心暖まるお祝いと激励のお言葉に、会場を埋め尽くした二千名の会員は感動いたしました。