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第三十三回 全国吟剣詩舞道大会

■平成十二年十一月十二日(日)

■日本武道館

主催:財団法人日本吟剣詩舞道振興会

後援:文化庁・財団法人日本武道館・NHK・日本民間放送連盟

 

感動、喜び、歓声、拍手。

今世紀最後の武道館大会、開かれる。

 

一年を締めくくる、財団最大の事業である全国吟剣詩舞道大会、通称武道館大会が今年も盛大に開催されました。今世紀最後の大会でもあり、それだけに多くの愛吟家、剣詩舞愛好家が最高の舞台を期待しており、その期待に応えるようなすばらしい舞台に、感動が会場を包んでいました。

 

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大会会場、日本武道館の正面

 

開場となる午前八時十分前には、武道館周辺は出演者ならびに関係者、そしてこの日を楽しみにしていた人たちで大変な混みようでした。そして、早朝にもかかわらず合吟の練習に励む団体がいるなど、武道館は独特の空気に包まれていました。

午前九時、山岡哲山専務理事の開会のことばで、第三十二回全国吟剣詩舞道大会の幕が開きました。午前中はまず平成十二年度全国吟詠合吟コンクールが行なわれました。出場団体五十五組、総人数三千二十五名の壮大な合吟コンクールで、そのスケールの大きさ、雄大さに改めて合吟のすばらしさを感じさせられました。

一番手を飾ったのは千葉の日本国風流詩吟吟舞会千葉県の女子で、トップバッターというプレッシャーにも負けず、堂々とした吟詠を披露してくれました。以後、五十五番手の吟道賀堂流近畿本部の女子まで日頃の精進を発揮し、どの団体も力を尽くし、晴れの栄光をつかむために頑張っていました。ただ、結果発表は大会の最後とあって、コンクール終了後も発表までの時間、みなさんの胸の中は落ち着くことなく、ドキドキしていたのではないでしょうか。

 

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式典て喉拶する笹川鎮江会長

 

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佐々木正峰文化庁長官の挨拶を代読する韮澤弘志文化部長

 

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山岡専務理事の開会の言葉

 

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吟剣詩舞功労賞を受賞する小山凰慧理事(中央)。左は笹川会長、隣は河田副会長

 

 

 

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