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吟剣詩舞だより

 

第四十二回記念大和流香隆吟詠発表大会開催

台風十七号の接近で、時折り激しい雨の降る九月十七日(日)JR桜木町駅近くの横浜市西区紅葉が丘にある神奈川県立青少年センターに於て、第四十二回記念大和流香隆吟詠発表大会が盛大に開催されました。

悪天候にもめげず、続々と会員が参集し、午前九時三十分宮崎香雪大会副会長による開会の辞により、大会が開始されました。

国歌君が代斉唱、大和流香隆吟詠会会詩の大合吟の後、九組の合吟、本部員吟詠、会員による剣舞、詩舞、本年春季コンクール優勝者と秀範の吟詠が披露された後、「水と花と風に寄せて」と題する華道吟が、花とともに華麗に舞台を彩りました。

午後一時より式典に入り、横山香風大会委員長が先づ挨拶、次いで筒井香隆宗家は、来賓に謝辞を述べた後、吟の道に更に一層の研鑚を積んで行く所信を述べました。

内田香秀後援会長挨拶の後、来賓の小倉契秀神奈川県総連理事長、西形興信横浜市連理事長、衆参議院議員、県市議会議員他の来賓諸先生より数々の祝辞が述べられてました。

次いで、財団会長笹川鎮江先生、財団顧問横山岳精先生他より項いた祝電披露があり、式典を終了いたしました。

続いて、宗範、来賓諸先生方の吟詠、剣舞、詩舞、更に神奈川県総連会長諸先生方の範吟ご披露を項き、会場は盛り上がり、最後に、筒井心瓦家の「富士山」の吟詠でプログラム無事終了。

菅根香祥大会副委員長が、閉会の辞を述べ、万歳三唱をもって盛会のうちに幕を閉じました。

(大会事務局)

 

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式典で挨拶する筒井香隆宗家

 

第三十一回岳流吟詠大会開催

岳流吟詠会創立四十二周年にあたり、初代宗家吟意麗豊師、中村哲山顧問追悼を兼ね、二代目宗家襲名記念・岳流吟詠大会を九月二十三日(土)浜北市の浜北プラザホテル大ホールで開催いたしました。(財)日本吟剣詩舞振興会、静岡新聞社、SBS静岡放送、県総連、浜松市吟詠連合会の御後援を頂き、さらに笹川鎮江会長の心温まる御祝い文までいただき、誠にありがとうございました。

午前の部、追悼大会では県総連各会長、愛知県総連会長、浜吟連各会長などにご出演いただき、師の道徳を偲び、在りし日の吟詠を拝聴いたしました。また初代宗家の吟が会場に流れる中、諸先生から献花をいただき、宗家回想のことば、野口煕山作、二師への献上吟等が行われました。

午後は二代目宗家鈴木慧山の襲名披露大会となり、浜吟連会長冨永芳陽先生、県総連堀宏豊理事等より祝辞をいただき、昇段者段位証授与などが行われ、剣詩舞等七部門百六番、うち企画構成吟「詩仙・李白」十二番にて構成し、会場を魅了して終日盛況のうちに終了しました。また懇親会では各会の会長先生、吟友の皆さんと親睦を深め、有意義で素晴らしい大会の一日でありました。

諸先生、皆様に感謝いたしますとともに、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

(岳流吟詠会宗家会長 鈴木慧山)

 

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構成吟「詩仙・李白」の一コマ

 

佐賀県吟剣詩舞道総連盟創立二十周年記念祝賀大会開く

佐賀県総連盟(理事長田久保豊明)では九月二十四日(日)午後一時三十分より佐賀市モンクゥール会館において、創立二十周年記念の祝賀大会を開催した。

開会行事のあと、第一部式典では、北島雅山副理事長が歓迎のことばをのべたあと、財団顧問竹末岳陽先生、財団常任理事九連協議長高群華要先生、財団県立佐賀北高校書道科生徒による理事九連協幹事長益中櫻月先生、同書記長坂本岳雄先生などの心のこもったお祝辞を頂き、来賓の先生方によ心ばかりの記念品が贈られた。

 

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県立佐賀北高校書道科生徒による書道吟「祝賀の詞」

 

 

 

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