柴田委員長 そうでしょうね。センサスでは1000くらい農業就業者が出るわけですね、それで、国勢調査の方の就業者としては50とか100というふうになっていまして、2種兼業どころか、ほんのちょっと農業をやっているというところが多いんですね。
青野委員 第3種(笑)。
柴田委員長 第3種兼業というような感じですね。
それから、市町村というのはどんなことをするんだろうと思うと、大体私どもが見たのがいい町村ばかりなのかもしれませんが、非常に熱心にやっておるというのを感じたんですが、もうちょっとPRとか何とかで何かいい方法がないかしらという御提言がありましたら。今、リクルート社がやったり、国土庁がやったりしておりますが、UIターンブックとか、そういうのもあるんでしょう。800くらいの市町村の名前が載っているガイドブックですね。
太田委員 全国コンクールか何かやったらどうでしょう。
柴田委員長 全国コンクールね。
太田委員 成功例の。
柴田委員長 成功例のね。
太田委員 ちょっと大ごとになりますけどね。
柴田委員長 国土庁では過疎地域の優良市町村というのを毎年表彰しているけれども、その際にそんなことを考えたことはないんですか。
金子課長補佐 過去10年やってきまして、自立促進の表彰という形で10団体弱表彰しているんですが、地域をどうつくるかという取り組みに対する表彰ですので、なかなか今までは、結果としてUIターンがふえているということは1つのポイントになりますが、そちらに焦点を当てた形ではやってきてないですね。これからまた考えなければいけない点だと思います。
柴田委員長 いろいろコンクールをやってもいいかもしれませんね。
太田委員 ちょっと際物的だな(笑)。
柴田委員長 しかし、この報告書そのものが、読んでもらえればコンクールみたいになるわけでしょう(笑)。読んでもらえるかどうかは別だけれども。
それで、青野先生、先ほど後まわしにしました「地理学評論」の論文のお話をいただけたらと思います。
(注) 青野委員から参考資料として各委員に提供された「地理学評論(72A-10 645〜667 1999)」掲載の論文(江崎雄治・荒井良雄・川口太郎著)「人口還流現象の実態とその要因―長野県出身男性を例に―」が話題となっている。