一度に提供サービス内容やコンテンツを充実していくのは難しいかもしれないが、少しずつでも良いので、充実させていくことが求められている。また、情報化の進展と相俟って、情報テクノロジーを活用した情報の入手、活用にも積極的に取り組んでいくことが求められている。
IV. UIターン推進のためのポイント
1. UIターン推進の意義と効果
九重町が移住者の受け入れに積極的に対応したのは、人口減少と高齢化の進展による産業の荒廃、コミュニティ活動の低迷などから早急に脱却するために、定住対策の推進と同時に、移住者の受け入れを積極的に行い、停滞している活動に刺激を与えていこうとしたためである。
町の取り組みとして、平成12年度から条例改正が行われ、Uターン者向けの施策も充実してきたが、これまでの中で特筆されるのは、やはり空き家の斡旋であろう。空き家に関する情報提供を行っているところは、他の町村でもあるが、九重町の場合は、その仲介役を町が積極的に買ってでたところにある。町が関与することで、町民の理解も得やすくなる。しかし、その一方で、万が一トラブルが起きたときの責任も考えなければならない。Iターン者の話の中でもでてきたが、町が親身に相談にのってくれたというのは、一方で相談にのりながら、本当に受け入れても大丈夫かどうかを見極めている、と言うことでもあるのだろう。