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〔事例2:B夫妻〕(回答者:夫)

(1) UIターンの形態と時期など:Iターン、平成9年

イ. 家族構成:夫 33歳(現在)、妻 33歳(現在)、長女 3歳、次女 0歳、夫の両親(Iターン後に同居)

ロ. Iターン前の居住地:熊本市

ハ. 出身地:夫 熊本県宮原町、妻 熊本県宮原町

ニ. 現在の職業:夫 酒類・雑貨店経営(泉村)、妻:泉村第2小学校勤務(教員)

ホ. 現在の居住状態:一戸建ての持ち家(1階商店、2階住居)、夫の両親が同居

(2) Iターン前の状況

夫は、宮原町の小・中学校から熊本市の高校を卒業後、三菱電機(株)に就職し、12年間、伊丹、西条、高知、福岡、熊本などで勤務。最後の熊本市では4年間過ごし、結婚した。妻は、大学卒業後、熊本県の小学校の教員となり、八代市の小学校に勤務していた。

(3) Iターンの契機と経緯

夫はもともと以前より商売をする希望を持っていた。たまたま、妻から、泉村で酒類・雑貨店をやっている妻の父の兄(伯父)が、腰を痛めてしまって、商売を閉じようとしていることを聞かされて、妻とともに伯父を訪ね、あれこれ聞いた。熊本市でのコンビニエンスストアーでのアルバイトの経験から、泉村では競争相手となるコンビニの経営は成り立たないと判断し、泉村で伯父から酒類・雑貨店を引き継いだとしての経営の見通しを考えて、伯父の店を継ぐことにした。これが宮原町でのことだったら、思いとどまっただろう。泉村でのことであるので決断した。伯母が即断をためらったこともあって、話が決まるまで1か月ほどかかった。平成9年9月に土地と店舗(住宅)を買い受け、泉村に転入した。

(4) Iターン後の状況

平成11年1月より、夫の両親(熊本県人吉市出身、父の勤務先の林業機械販売修理会社の八代市支店開設に伴い宮原町に転居)を呼び寄せて同居している。父は定年退職したが、請われて勤続しており、母は、店の手伝いをしている。また、妻は八代市から泉村の第2小学校へ転勤となった。

平成12年1月に店の代表者を伯父から夫に変更した。これは、酒類販売の免許を取得するのには3年の経験が必要とされるためである。商売は順調に行っている。

なお、この世帯の転入に対しては、『若者定住促進条例』の「定住支度金」と「引っ越し手当」が支給された(55万円)。

 

 

 

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