4. 『泉村総合計画 1999〜2008』と『過疎地域自立促進計画 平成12年〜平成16年』
それでは、村の行政としては、UIターンに対してどのような姿勢をとっているのか。それを、現在実施中の『総合計画1999〜2008』と、策定されたばかりの『過疎地域自立促進計画』から見ることにしよう。
『総合計画』の中では、「高齢者比率が30%を超え、若年層の減少も目立って」いる中で、「21世紀に向かって、活気のある村づくりを進める基本として、若者が定住できる環境づくりが必要とされ」る、との認識の下に、「将来の村民生活像」の1つに、「定住人口がある」ことを挙げている。そして、次のように述べている。
「安定した職業と住宅を確保するために、地場産業の振興や若者が就業できる企業の誘致を進めます。また、都市との交流を推進する中で、交流人口の増加や半定住人口を増やし、移住希望者への受け入れ体制を整えていきます。」
ここでは、若者の定住と並んで、都市からの移住者、つまりIターン者の受け入れを視野に入れた将来像を描いている。
そして、「施策の大綱」として8項目が掲げられているが、その第5項目の「人ば増やさにゃ!」で、上に引用した内容が強調されている。それが、6つの「重点活動プロジェクト」の1つの「嫁さん、若きゃもんきなっせ!プロジェクト」として具体化されている。このプロジェクトの事業内容は、次の通りである。
1) 職場の確保と地場産業の強化(土木・観光・農林業等における若者雇用の拡充、木工・陶芸等起業者の受け入れ、企業支援、融資制度等)
2) 若者のI・J・Uターン対策(泉村の情報誌の配布、泉・小川線の改良等通勤圏の拡大)