3] 住宅事情
ターン者の住宅事情は、1位が「実家に同居」、次いで「一戸建て持ち家」「民営アパート・マンションの賃貸」の順。
4] UIターンの効果
効果としては、「農業者の確保が図られた」ことのほかに、「価値観の異なるUIターン者により農村風景や伝統芸能を見詰め直す機会が与えられた」「UIターン者の活動により、国内・国際交流が進んだ」―などが指摘されている。ターン者による地域活性化への刺激効果が特に評価されている。
5] 課題
今後の問題点、課題としては、(ア)雇用環境の整備―町内に雇用の場を確保する、(イ)携帯電話の「圏外」エリアの解消。(ウ)UIターン者向けの住宅の確保などが挙げられている。
4 コメント
東和町の幹部、担当者、そして複数のUIターン定住者と順次、面接調査を行った感想として、同町のUIターン行政は非常にうまく展開されているという印象を受けた。
(1) 「慎重」〜東和町のUIターンへの取り組みの基本姿勢は「慎重に取り組む」である。事前のアンケート調査で、幾つかの設問の中から、UIターンの取り組み方について、同町は「慎重に取り組んでいる」に○印を付けている。「積極的に取り組んでいる」には○を付けていない。しかし、同町のUIターン行政が「消極的」なものではないことはすぐ分かった。むしろ、「積極的」である。「慎重」であるが、同時に「積極的」である、と判断していいと思う。