第2節 岩手県東和町
1 東和町の概況
(1) 位置、自然
東和町は、県都盛岡市から南へ約42km、花巻市から東へ約12km、和賀郡の最東部、岩手県のほぼ中央部に位置する平地農村である。
東側には、北上山系に属する急峻な山岳が縦走し、北側と南側には同山系から西方に向けて比較的穏やかな山岳、丘陵が連っており、町土の約60%は森林で占められている。
町の中央部を西流する北上川支川・猿ヶ石川と北部を西流する同支川・添市川の流域には平坦地が開け、市街地と農耕地が形成されている。
気候は、表日本式気候帯に属しているものの、内陸に位置するため、内陸型盆地気候で寒暖の差が比較的顕著である。年間平均気温は14℃前後、降水量は年間1,230mm程度である。初霜は10月中旬ごろに、遅霜は5月中旬ごろまで見られることがある。初雪は11月中旬に見られ、積雪期間は12月中旬ごろから約3ヵ月に及ぶ。年間を通じて西風が強い。