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図2-14 アンカー投入(設置完了)

 

4.2.2 取水管システムの設置

(1) 取水管システムの台船上への配列

・取水管システムは重錘側から海上に繰り出し、ブイ連結側は最後に着水させるのに都合のよい状態に配列する。

・取水管システムの海上への繰り出し作業に際して取水管に捩れ、屈曲が生じないように8の字上に配列する。

・取水管システムのガイドチェーンの空中重量は340kgあり、人力繰り出しが不可能のため甲板ウインチを利用して繰り出しが可能な位置に配列する。

 

(2) 取水管システムの繰り出し、設置

・設置ポイントから下流方向へ約1.5km位置で曳船の方向を潮上に向ける。

・重錘及び1400m系取水管の先端を作業船に搭載して潮下方向に引き離しながら1400m系取水管を繰り出す。

・600m系取水管の先端に浮力900kgの過度沈降防止対策用補助フロートを装着してクレーンで吊り上げて着水させる。

 

 

 

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