一時帰国は?
赴任中、春休み(春節)や、学期末休暇でを利用して、一時帰国されること自由です。しかし、外籍文教専家の安全について、学校当局はかなり気をつかっていますので、一時帰国の際はもちろん、小旅行の際も、必ず学校当局(外事処)へ連絡しておいてください。なお、一時帰国の際は、必ず「再入国ビザ」(これは外事処へ頼む。)を取っておいてください。これがないと、また最初から健康診断、ビザの申請などの手続きをやり直すことになります。
アルバイトは?
現地の中国人と親しくなって、その人から、一時的に校外での「仕事」を頼まれるケースがあります。いわゆるアルバイトで、その際、一定の報酬を受けたということで、学校当局を憤激させたという事例があります。(中国人教師が「通訳」等で外で働く場合には、その収入の一部を学校へ納入する建前のようです。)
このような場合には、必ず学校の外事処に連絡し、その同意を得てから行ってください。
家族の訪中は?
配偶者や家族の訪中は、学校(外事処)へ話して同意を経てからお呼びください。
(短期滞在の「観光ビザ」であれば、健康診断書の提出などは不要です。)
中国へ送金する確実な方法は?
中国へ赴任したらすぐに、中国銀行(もしくは工商銀行)へ、日本円なら1,000円、US$なら10$を預けて口座を開設します。(旅券と居留証を提示する。)
その口座へ、日本の銀行(在日中国銀行でも可)から送金すれば、約1週間程度で、中国で日本円(もしくはU.S.ドルが引き出せます。但し、中国の地方の支店では外貨を扱わず、すべて人民元で支払われる場合があります。なお、開設した口座に帰国時に残金があれば、残高0にして帰国してください。(日本では引き落とせない)
ついでに、日本にある中国銀行(BANK OF CHINA)を紹介しておきましょう。
東京支店 〒107 東京都港区赤坂3丁目4番1号 TEL:(03)3505-8818
横浜支店 〒231 横浜市中区山下町89番地1シイベルヘグナールビル1階 TEL(045)663-2288
大阪支店 〒550 大阪市西区北堀江1丁目1番35号 TEL:(06)539-3666
丸の内出張所 〒100 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号新丸ビル1階 TEL:(03)3214-4411
もう一つの確実な方法は、日本の郵便局(特定郵便局を除く)から、「国際送金」する方法です。'97年4月1日から大きく改正されていますから、これを利用してください。
但し、中国へは「郵便振替口座送金」「電信扱い」の送金はできず、通常の送金方法となるようです。(送金額によって、手数料が変わります。詳しくは郵便局へ)