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2. 赴任の準備

 

1. 招聘をうけた登録教師には、1]招聘先の大学もしくは学院名。2]所在地。3]当センター派遣の日本語教師の有無について情報をお伝えします。

2. 当センターからの派遣教師がある場合には、その教師宛、いない場合にはその学校の「外事弁公室」宛に、1]教育の対象 2]日本語教育の程度(初級、中級、上級の別)。3]準備する教科書または教材。4]ワープロ、ラジカセ等の機器の必要性。5]生活環境等々について個別に信書で問い合わせるほか方法がありません。

赴任校の「事前情報」については、専家局も極力招聘校へ「報告」するように求めていますが、ちょうど招聘状を発する時期から大学・学院が学年末休暇に入ることもあって、的確な情報が得られるかどうかは不明です。

 

〔宛て名の書き方〕

ただし、外国から中国へ出す信書には「郵便番号」の記載は必要ありません。

 

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〔海外旅行者傷害保険〕

 

1. 中国での傷病については、専家局との協定で「公費治療」が受けられることになっていますが、赴任地によっては医療水準が低く、早急に日本へ帰国して治療を受ける必要が生じます。

その際、海外旅行者傷害保険に加入しておれば、旅行中の傷病の継続治療は、その保険でまかなえます。また、特約で「携行品損害」を付けておけば、頻発する盗難等に対応できます。もちろん、加入するかどうかは自由です。

〔契約のパターン〕

 

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上記に「特約」として「携行品損害(30万円で7〜8千円)」「救援者費用(200万円で1,500円程度)」を付ければ万全と思われます。

 

 

 

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