日本財団 図書館


★ 写真…

在日中国大使館へのビザ申請の際に必要ですから、ビザ申請書、健康診断書に貼付するほか、予備として写真1枚を必ず一緒に提出してください。(3cm×4cm、胸より上部、無帽)

なお、中国の学校へ赴任してから、「居留証」「工作証」「外籍文教専家証」の交付を受ける際にも必要ですから、3〜4枚を中国へ持参してください。

★ ビザ申請書…

所定の位置〔簽証申請表〕に写真を貼り、必要事項を記入して提出してください(不明な部分は当方で記入しますから、空白でよい)。

なお、赴任中の傷病の治療費は協定により中国側が負担しますが、疾病のため任期途中で帰国し、日本の医療機関で診療を続ける場合は、中国は負担しません。万一の場合を考慮して、日本の「海外旅行傷害保険」に「傷病」を付加して、保険を掛けておかれることをお勧めします。

なお、中国は現在、医療制度の見直しを行っている過程であり、地域によっては若干の費用負担を求められる場合があります。

 

同伴者の場合

ビザには次の種類があります。

Z:就業ビザ(ZHI YE ジィー イェ)…「就労ビザ」。派遣教師はこれが必要

F:訪問ビザ(FANG WEN ファン ウェン)…友好訪問や業務会談等。

L:旅游ビザ(Lu YOU リィ ユー)…「観光ビザ」。有効期間は一カ月。

X:学習ビザ(XUE XI シュエ シィ)…「留学」などに使う。長期。

D:定住ビザ(DING JU ディン ジュ)…中国に定住する場合。

G:過境ビザ(GOU JING ゴーア ジン)…国境を単に通過する場合。

J:記者ビザ(JI ZHE ジュ ジュア)…常駐と臨時ビザがある。

 

同伴者が長期の場合はZビザが必要で、招聘状、健康診断書などは本人同様です。短期の場合、招聘状があれば健康診断書不要で3ヵ月滞在可能なFビザがとれます。招聘状が無くても、1ヵ月以内のFビザ、Lビザがとれます。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION