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尿もれのために医療機関を受診した女性の頻度は1985年の調査時には0%でしたが、1990年の再調査時には7%まで上昇していました。尿失禁が病気であり治療によって改善され消失することが一般社会に徐々に受け入れられてきたためと考えられます。しかし、尿失禁は恥ずかしい病態としての意識が強く、1980年に行われた英国の調査結果の10%より低い受診率でした(Thomas)。この調査結果はわが国では潜在的に尿もれのために悩んでいる女性が欧米に比べて多いことを示しており、私たち医療従事者による共同社会在住者に対し失禁キャンペーンの一層の必要性が痛感されます。

 

 

 

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