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図3 脊髄と末梢神経路

仙髄(S3-S4)は下位排尿中枢と名づけられています。膀胱や尿道横紋筋を支配するたいせつな中枢です。下位排尿中枢から骨盤神経(副交感)、陰部神経(体性)が膀胱、尿道横紋筋へと出ています。胸腰髄(T10-L2)から尿道平滑筋へと下腹神経(副交感)が出ています。

 

自律神経には、交感神経と副交換神経という2種類の神経があります。膀胱は主として副交換神経の支配を受け、尿道構成筋の内側にある平滑筋は交感神経の支配を受けています(図3、4、5)。

 

 

 

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